SPECIAL
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「キズナイーバー」第1話、第2話先行上映会レポート
- 出演者
- 梶裕貴、山村響
「キズナイーバー」放送開始に先駆け、第1話と第2話を一挙に
観ることのできる「先行上映会」が3月27日に東京・豊洲で開催された。
第2話まで上映直後に阿形勝平役の梶裕貴さんと園崎法子役の山村響さんが登壇。
ネタバレありのギリギリトークを披露した。
- 梶
-
「いま皆さんと一緒に後ろの席で観させていただきました。
大きなスクリーンで拝見すると喜びもひとしおで、これから放送が始まるんだなという感動を覚えました」
- 山村
-
「今日は第1話と第2話をみなさんに初めて見ていただきました。
後ろの席からドキドキしながら観ていました」
今回のイベントはなんとアメリカのシアトルで開催の「SAKURA-CON」、そしてボストンで開催の「anime BOSTON」の会場にも生中継。ボストンは午前6時、シアトルは午前3時。どちらの会場も深夜・早朝にもかかわらず、大きな盛り上がりを見せていたとか。
世界中のキズナをつなぐイベントとなった。
さて、梶さんと山村さんの第1話、第2話の感想は?
- 梶
- 「特殊な世界観でありつつキャラクターの人数も多く、加えて情報 量も多いんですよね。でも第1話、第2話と進むにつれ、理解が深まっていく。これからどうなっていくのか、とても楽しみになる 作品だと思いました」
- 山村
- 「複雑な設定も多いんですけど、すっと入ってきた感じがあって。楽しく理解できたなと思いましたね」
- 梶
-
「そして……やはり絵がすごく綺麗ですね!大画面でも映えるTRIGGERさんの絵がすばらしかったです。音楽も最高でした。
僕は作曲家の林ゆうきさんの音楽が個人的に大好きなので、今回ご一緒できてとてもうれしかったです」
本作は登場するキャラクターたちがいろいろな謎を秘めている。それだけに放送前はネタバレを避けるために、なかなか語れることが少なかった。だが、第2話まで見ることができたこの場ならばネタバレを気にせずしゃべれるとなって、梶さんも山村さんも存分にネタバレトークに華を咲かせる。
- 梶
- 「山村さんは園崎法子の謎について、スタッフさんからどのタイミングで聞いたんですか?」
- 山村
- 「第3話ですね。第2話までは正解なのかどうかわからないまま収録していたんですよ。第3話になって監督から細かいバックグラウンドを教えていただいて。それからは納得ができて。第1話のときにディレクションしていただいた演技のプランも理解できたんです」
- 梶
- 「なるほど。実は、アフレコは最終話近くまで終了しているんですが、僕たちが知らないことがまだまだたくさんあるようなんです。キャストの中で山村さんだけが知っている『キズナイーバー』の秘密…。先の展開がわからないことも含めて、オリジナル作品のおもしろさなんだなと楽しみながら収録しています」
アメリカでは「Crunchyroll(クランチロール)」という配信サービスで配信される。そのCrunchyrollのユーザーから梶さんと山村さんの2人に質問が届いた。
質問「『キズナイーバー』のキャラクターの中でキズのキズナでつながるならば誰が良いですか?」
本作は肉体に受けたキズや痛みを共有する「キズナシステム」に組み込まれた7人の少年少女の物語。
はたして梶さんと山村さんが選んだ「キズナシステム」の相手とは……?
- 山村
- 「勝平はいやだなあ(笑)」
- 梶
- 「うそー!」
- 山村
- 「痛みを感じないから、平気で殴られたりするじゃないですか。自分が痛くなくても、まわりには痛みが伝わりそうじゃないですか」
- 梶
- 「じゃあ…、千鳥がいいかな。かわいいからなあ(笑)。なによりいい子だし」
- 山村
- 「私も千鳥がいいなあ。キズナイーバーになったよ、と教えたら、痛みが届かないようにがんばってくれそう!」
さて気になるのは第2話以降の展開。梶さんと山村さんから今後の見どころを教えていただいた。
- 梶
-
「第2話までご覧いただくと『キズナシステム』とキャラクターたちの個性を理解していただき、『キズナイーバー』という作品がどのように展開していくのかがご理解いただけると思います。
加えて、青春群像劇として、恋愛や友情も描かれていきます。キズというものとどうやってリンクしていくのか。
そういった所も楽しみにしていただけると嬉しいです」
- 山村
- 「第2話の段階で、まだ登場していないキャラクターもいますので、そちらも楽しみにしていただきたいですね」
東京会場、ボストン会場、シアトル会場ともに
「キズナイーバー」への期待度を感じさせるイベントになった。